3Dスキャン実例
Artec 3Dスキャナーでスキャンした実例をご紹介します。
鋳造部品[ハウジング] (使用機材:Artec Space Spider)
鋳造された部品も3Dスキャナーを使用することで3Dデータ化ができます。
サンプルは15cmほどの部品ですが中心のギア部分も再現することが可能です。
3Dデータにすることで解析ソフトを利用した検査などにも利用ができます。
作業動画
鋳造部品[ミッションケース] (使用機材:Artec EVA)
外側と内側のスキャンを行い合成することで、ひとつのオブジェクトを作成することが可能です。
ハンディスキャナーの自由度の高さを利用し、スキャナーの角度を変えながらスキャンすることで凹凸部分も容易に3Dデータ化することができます。
鋳造部品[小さなカバー部品] (使用機材:Artec Space Spider)
手の平サイズの小さな部品(長さ8 cm )も3Dデータ化が可能です。
スキャナを照射する角度を調整しながら対象物全体をスキャンしパーツを生成します。
対象物が小さい場合は「Artec Space Spider」、対象物が大きい場合は「Artec EVA」を使用してスキャンします。
陶器製の花瓶 (使用機材:Artec EVA)
陶器のような光沢のある表面を持つ対象物も問題無くスキャンが可能です。
絵付け箇所の微妙な膨らみも確認が出来るほどの結果を得られます。
テスクチャを張ることで写真のような結果を得ることができます。
バイクのガソリンタンク[凹みあり] (使用機材:Artec EVA)
ガソリンタンクのように大きなものもスキャンが可能です。
また、目視では確認しにくい凹み部分もそのままの形でスキャン可能なため、オリジナルのデータと比較することで側面にある凹み箇所を簡単に確認することが出来ます。
人体[手] (使用機材:Artec EVA)
設備や部品以外にも人体もスキャンが可能です。
レーザーによるスキャンではないため、安全に顔をスキャンすることも出来ます。身体にマーカーを張る必要もありません。
全身をスキャンしVR上に"人"を表示することも可能です。
木型 (使用機材:Artec Space Spider)
型をパソコンに取り込むことも可能です。
職人が彫った型は1点しかありませんが、3Dスキャンを行うことで細部の彫りも3Dデータ化することができます。
3Dプリンターと組み合わせることで型の複製も可能になります。
胸像[高さ15cm] (使用機材:Artec Space Spider)
像の表情を含め高い再現性を保ちスキャンすることが可能です。
樹脂や石膏、対象物の材質を意識する必要はありません。
例えば手作りのフィギュアや、粘土などでデザイン変更したものも3Dデータ化が可能です。
テーブル (使用機材:Artec EVA)
家具をスキャンすることで、パソコン上で家具の寸法計測を実施することが可能になります。
また、仮想空間に家具の3Dデータを展開しパソコン上でレイアウトを検討することもできます。
写真とは違い3Dデータとして見せることでイメージを膨らませる効果が得られます。